医療保険
医療機関における適正受診について
2015年11月27日 15時20分 更新 2012年3月15日 16時30分 公開
休日や夜間において、軽症の患者さんの救急医療への受診が増加すると、緊急性の高い重症の患者さんの治療に支障をきたすことにつながり、そのことが病院勤務医への負担が過重となる原因のひとつにもなっています。
救急医療を必要とする方が安心して医療を受けられるようにするとともに、医療費を有効に活用するため、医療機関・薬局を受診等する際には、以下のことに気をつけましょう。
◆休日や夜間に受診する場合
休日や夜間に受診する際は、以下のことを心がけましょう。
1.休日や夜間に開いている救急医療機関は、緊急性の高い患者さんを受け入れるためのものです。休日や夜間に受診しようとする際には、平日の時間内に受診することができないのか、もう一度考えてみましょう。
2.夜間・休日にお子さんの急な病気で心配になったら、まず、小児救急電話相談(♯8000)の利用を考えましょう。小児科の医師や看護師からお子さんの症状に応じた適切な対処の仕方などのアドバイスが受けられます。
3.かかりつけの医師を持ち、気になることがあったらまずはかかりつけの医師に相談しましょう。
※休日・夜間は医療機関に支払われる医療費も高く設定されており、窓口負担も高くなります。
◆医療機関・薬局を受診等する場合
保険料や窓口負担として皆さまにご負担いただく医療費を有効に活用するため、医療機関・薬局を受診等する際には、以下のことに気をつけましょう。
1.同じ病気で複数の医療機関を受診することは控えましょう。医療費を増やしてしまうだけでなく、重複する検査や投薬によりかえって体に悪影響を与えてしまうなどの心配もあります。 今受けている治療に不安などがあるときには、そのことを医師に伝えて話し合ってみましょう。
2.薬が余っているときは、医師や薬剤師に相談しましょう。(薬のもらいすぎに注意しましょう。)
3.薬は飲み合わせによっては、副作用を生じることがあります。お薬手帳の活用などにより、既に処方されている薬を医師や薬剤師に伝え、飲み合わせには注意しましょう。
4.後発医薬品(ジェネリック医薬品)は、先発医薬品と同等の効能効果を持つ医薬品であり、費用が先発医薬品よりも安くすみます。医療機関や薬局に「ジェネリック医薬品希望」の旨を 伝えることなどにより、後発医薬品の利用について相談にのってもらうことができます。
お問い合わせ
本庁 住民課 国保係 電話:0880-43-2800
佐賀支所 地域住民課 総合窓口第2係 電話:0880-55-3112