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カーボンニュートラル

黒潮町が脱炭素先行地域に選定されました

2024年4月1日 13時41分 更新     2024年4月1日 10時00分 公開

◉ 脱炭素先行地域とは 
 

脱炭素先行地域とは、2050年カーボンニュートラルに向けて、民生部門(家庭部門及び業務その他部門)の電力消費に伴うCO2排出の実質ゼロを実現し、運輸部門や熱利用等も含めてそのほかの温室効果ガス排出削減についても、日本全体の2030年度目標と整合する削減を地域特性に応じて実現する地域で、「実行の脱炭素ドミノ」のモデルとなります。
「地域脱炭素ロードマップ」では、地方自治体や地元企業・金融機関が中心となり、環境省を中心に国も積極的に支援しながら、少なくとも100か所の脱炭素先行地域で、2025年度までに、脱炭素に向かう地域特性等に応じた先行的な取組実施の道筋をつけ、2030年度までに実行し、これにより、農山漁村、離島、都市部の街区など多様な地域において、地域課題を同時解決し、住民の暮らしの質の向上を実現しながら脱炭素に向かう取組の方向性を示すこととされています。

 

 

◉ 黒潮町の提案内容 
 

日本一の最大津波高が想定される当町において、以前に浸水想定区域の全世帯を対象とした、「戸別津波避難カルテ」を作成した経験・ノウハウを生かし、「脱炭素カルテ」を全世帯で作成し、各家庭に合った省エネ・再エネ設備の導入を促進するとともに、要配慮者が避難後に即時的・継続的にエネルギー利用が可能となる体制を確保するため、福祉施設や全二次避難所に太陽光発電・蓄電池を導入して町全域を脱炭素化します。また一人ひとりに寄り添った津波避難対策と脱炭素事業の相乗効果を創出します。
詳細は 環境省「脱炭素地域づくり支援サイト」をご覧ください。

計画提案書(PDF
計画概要(PDF
事業計画(PDF
事前評価チェックシート(PDF

 

◉ 町長コメント 
 

この度、黒潮町の提案が第3回脱炭素先行地域のひとつとして選定されました。
今回の選定要件にもあったとおり、自治体だけの取組だけでは限界がある中、多くの民間共同提案者のみなさまからお力添えをいただき、その結果、実現性あるものとして評価をいただいたと考えています。
当町は2021年6月にゼロカーボンを宣言し、「2050年温室効果ガス排出量実質ゼロ」を目標に掲げる中、今回の選定結果は、施策を総合的に推進する大きな後押しとなるものであり、嬉しく思う反面、改めて身が引き締まる思いがいたします。
今後も、海の恵みあふれる豊かな本町は、地震・津波と日本一うまく付き合うまちづくりを推進し、住民の皆さんとコミュニケーションを図りながら「ふるさと」の発展に取り組んでまいります。

2023年4月28日  黒潮町長 松本 敏郎

 

 

お問い合わせ

本庁 環境政策室 環境政策係
電話 0880-43-2119

 

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