保健センター
子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)のキャッチアップ接種について
2023年1月30日 13時18分 更新 2022年7月12日 16時02分 公開
子宮頸がん予防ワクチン(以下HPVワクチン)については、平成25年度以降接種の積極的勧奨が差し控えられていましたが、令和3年11月厚生労働省の審議会を経て「積極的勧奨の差し控えを中止することが妥当」とされ、原則令和4年4月から接種の個別勧奨を再開することとなりました。
接種勧奨の差し控えの間に定期接種期間にあった方に対し、公平な接種機会を提供することを目的としたキャッチアップ接種が令和4年度にスタートします。
黒潮町では令和4年7月以降に、本町が管理する予防接種履歴に基づき対象となる方へ、段階的に接種勧奨(ご案内・予診票の送付)を実施します。
ワクチンの安全性、有効性について十分にご理解いただいたうえで実施医療機関にて接種を受けてください。
◉ 対象者
(1)平成9年度生まれ~平成17年度生まれの女性(誕生日が1997年4月2日~2006年4月1日の間にある女性)
※この他、平成18、19年度生まれの方も通常の定期接種期間(高校1年相当まで)を過ぎても接種ができます。
(2)過去にHPVワクチンを合計3回受けていない
◉ 接種が可能な期間
令和4(2022)年4月~令和7(2025)年3月までの3年間は、全額公費(無料)で接種できます。
◉ 接種回数
公費で接種できるワクチンの種類は、サーバリックス(2価ワクチン)かガーダシル(4価ワクチン)の2種類です。原則同一種類のワクチンを合計3回接種します。過去にHPVワクチンの接種歴があり、中断されていた方は残りの回数を公費で接種できます。
◉ 接種にあたっての注意
(1)接種案内が届くまでに接種を希望される場合は、早期に個別送付致します。保健センター(☎ 0880-55-7373)もしくは 保健衛生係(☎ 0880-43-2836)までご連絡ください。
(2)本町の管理する予防接種履歴に基づき接種勧奨を実施するため、過去にこのワクチンを受けていても対象者として含まれる場合(定期接種期間外に自己負担で接種を行った場合、黒潮町へ転入された方のうち前居住自治体ですでに接種している場合など)があります。 重複して接種することがないよう、母子手帳などで過去の予防接種歴の確認を必ず行ってください。
※任意で接種をされた方(定期接種期間外に自己負担で接種された方)への接種費用の償還払いについては、現在検討中です。
【定期予防接種委任状について】
子どもが定期予防接種を受ける場合、保護者が同伴することが原則ですが、保護者のやむを得ない理由により同伴ができない場合は、日頃から子どもの健康状態をよく知る親族などが同伴することで接種を受けさせることも可能です。
その場合、保護者の委任状が必要となりますので、接種時に医療機関へ予診票と一緒に提出してください。
定期予防接種委任状(PDF)
◉ 関連情報
厚生労働省HP「ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内~」
お問い合わせ
本庁 健康福祉課 保健衛生係
電話:0880-43-2836
佐賀支所 地域住民課 保健センター
電話:0880-55-7373