西村 優美 さん (お勤め) インタビュー
2024年3月29日 11時56分 公開2021年5月14日 0時00分 更新
砂浜美術館がある町で暮らす
西村 優美さん(36才) 移住年:2011年 |
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●黒潮町に移住したきっかけは何ですか? 砂浜美術館に興味を持ったことが一番のきっかけです。24才の時、香川県で小学校の教員をしていました。休日には四国内を色々と巡る中で、「砂浜美術館」を知り、コンセプトや取り組みに惹かれたんです。
●移住して良かったことは何ですか? 興味を持った仕事に就けたことですね。仕事やプライベートで楽しい仲間にたくさん出会えました。
●移住して苦労したことは何ですか? あまり思いつきませんが、県外へ行くときなど、時間と交通費がかかることですかね。しばらくすると当たり前になり今では2、3時間の運転も全く苦にならなくなりましたねどね(笑)
●地域への溶け込み方はどうされましたか? 仕事を通してたくさんの方と交流できましたね。とにかく、仕事もプライベートも自分から色々な場所へ積極的に足を運ぶようにしていました。
●ズバリ、黒潮町の良さって何ですか? 私にとっては「砂浜美術館(という考え方)があること」が一番ですが、土地の力があることだと思います。豊かな自然がそこにあるだけではない。土地とつながって暮らしている人たちがいることもまた、その力の一部だと思います。環境を活かした生業や何気ない暮らしの中にある自然への愛着や実感、それを自分のものだけにせず、伝えよう、広げようとする力を、この町の人から感じています。 ●移住される方へメッセージをお願いします。 大阪から黒潮町へ来るにあたり、私は「移住」と意識してはいませんでした。「やりたいことがある場所へ行く」と、地域ではなく内容ありきで「引越し」をしました。仕事を通して地域の魅力にたくさん出会い、今はこの町に愛着がありますが、もともと「地域」に特別な思いがあったわけではありません。本当の意味で地域を知るには、そこに暮らしてみるのが一番です。中に入れば目線も見えるものも変わり、想像を超えて未知の世界が広がります。そこから、また色々と選択して自分の道を創っていけば良いかと。興味がある、やってみたい、という気持ちを大切にまずは気楽に一歩踏み出してみることをおすすめします。 |
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●一日の流れ(休日)● 7:00 起床、朝食
●一ヶ月の生活費● 家賃 10,000円
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