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町長メッセージ「一般国道56号(四国横断自動車道)佐賀大方道路」について

2017年3月31日 17時50分 更新     2017年3月31日 0時00分 公開

「一般国道56号(四国横断自動車道)佐賀大方道路」の新規事業化によせて

 

本日、国土交通省から平成29年度予算の発表がなされ、その中に「一般国道56号(四国横断自動車道)佐賀大方道路」の予算が盛り込まれました。これによって、佐賀大方道路が正式に事業化されました。

新規事業化に向けてご尽力いただいた国、県をはじめ関係者のみなさま方に心から感謝を申し上げます。

 

佐賀大方道路は少子高齢化の進む当町にとって、人口減少を克服する新しい人の流れをつくりだす、強力な後押しとなります。当町は今後、訪れる人が「素晴らしい」と思える観光資源の活用、「また来たい」と思えるおもてなしのまちづくり、そして「ここに住みたい」と思える環境づくりを積極的に展開していきます。

具体的な施策の一つとして、本道路のインターチェンジに直結した観光情報発信や商業機能を備えた休憩施設の整備を構想しています。既存の道の駅「ビオスおおがた」「なぶら土佐佐賀」とともにそれぞれの特性を活かし、黒潮町や幡多地域の観光・産業振興に取り組んでまいります。

 

最大津波高34.4m、平成24年に出された南海トラフ巨大地震の被害想定、あの時の衝撃は今も忘れることができません。図らずも表面化した「避難放棄者」、「震災前過疎」などの難題に、一人の犠牲者も出さない、を合言葉に地震・津波対策を完成させるべく黒潮町が一丸となって、真正面から立ち向かってまいりました。

佐賀大方道路の新規事業化は、これまで防災・減災の取り組みを進めてきた当町にとって、大変勇気づけられる出来事です。今後は、国や県と密に連携を図り、佐賀大方道路の整備と一体となって、周辺整備や残土の有効活用を通じ「千年に耐えられる安全なまちづくり」を目指していきます。

 

このように、佐賀大方道路の整備は当町の重要施策を後押しするものであり、町としましても、その整備効果を最大限引き出せるよう取り組んでまいります。

 

最後になりますが、本区間の整備にあたっては町をあげて全面的な支援、協力を行うとともに、国、県と連携して住民の方々への丁寧な説明と対応を心がけ、住民全員が喜びをもって開通を迎えられるよう全力で取り組んでまいる所存です。

 

                                      平成29年3月31日  黒潮町長  大西 勝也

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